2020年06月05日水回り緊急トラブル時、水道業者を選ぶときのポイント
水回りのトラブルは他人事のような一面を持ちつつも実は結構あなたの身近な存在なのです。
以前にも何度か別の記事でご紹介をしたことがあるのですが、「つまり」や「水漏れ」といった水道トラブルは日常生活の中で最も起こりうる水回りのトラブルなのです。
今回は、万が一緊急を要する水道トラブルに巻き込まれた場合、どのような対処をすればよいのかとどのような水道業者へ依頼をすればよいのかを説明したいと思います。
蛇口や排水管などから水漏れが発生した場合
蛇口の先端やシャワーヘッドからポタポタとしたたれ落ちるような水漏れの場合であればビックリすることはないかもしれないですが、突然勢いよく噴き出すよう水漏れの場合だと驚きあたふたしてしまいますよね。
一瞬、目の前の光景を受け入れることが出来ず頭が真っ白にになってしまいパニックになる人も中にはいますが、事前に対処法を知っておけばいざという時も慌てず適切な判断が出来るようになります。
大小関わらず水漏れが発生した場合は慌てずに止水栓を止めましょう。
止水栓はその名の通り水を止めるためのものです。止水栓は通常備品が故障した場合やメンテナンスの際など水を止めなければならない時などに使用します。
止水栓の場所は生活環境によって配置が異なっています。
洗面台の場合:洗面台の下を開けたところにマイナスドライバで開閉が出来る部品があるまたは水道蛇口のような形をした部品があるところになります。
トイレの場合:便器近くの壁または床にマイナスドライバで開閉出来る部品があるところになります。
お風呂の場合:蛇口(混合水栓)の壁と直結している部品にマイナスドライバで開閉が出来る個所になります。
キッチンの場合:キッチンの下を開けたマイナスドライバで開閉が出来る部品があるまたは水道蛇口のような形をした部品があるところになります。
マンションの場合(元栓):入口の外にある別戸または玄関付近にある取っ手の中にメーターボックスがあり、水道メーターの隣にくっついているハンドルまたはレバー式のものが止水栓です。
一軒家の場合(元栓):入口付近の地面に埋まってあるボックスを開けると水道メーターがあり、水道メーターの隣にくっついているハンドルまたはレバー式のものが止水栓です。
※元栓を止めると住居内の全ての水道が止まります。
止水栓を閉めた後、水道から水が出ていないかを確認します。そして蛇口をひねってみても水が出てこないかも合わせて確認をしておきます。
急な水漏れの場合は、ひとまずこれで応急処置が出来ます。
トイレの便器やキッチンの排水口がつまってしまった場合
トイレの水の流れが悪いまたはつまったが水位がまだそれほど高くない場合であれば、ホームセンターなどで販売されている市販のラバーカップを使ってつまり解消が出来ないかを試してみましょう。
ラバーカップは和式用・洋式用など用途に合わせたタイプが数多く出回っているので、お使いのトイレの便器タイプに合ったもので対処するのが最も効率がよいでしょう。
しかし、ラバーカップをしても解消の見込み得られそうにない場合は、無理に継続することで症状を悪化させてしまう恐れがあるため、そのままの状態で留めておきましょう。水かさが増し便器から汚水が溢れ出してしまっては本末転倒です。
キッチンや洗面台などの排水口で水の流れが以前よりも悪くなった程度の症状であれば、ホームセンターなどで販売されている市販のパイプクリーナーを使って排水管内のつまりを引き起こしている汚物を溶かし解消できるかを試みてみましょう。
しかし、排水口から水が逆流してくる、いっこうに水が引く気配が感じられない場合は、パイプクリーナーを使用しても改善出来る可能性は低いため、シンクなどから水が溢れ出さないためにも水を使わずそのままの状態にしておきましょう。
いざ、水道トラブル解決に向けて水道業者に依頼を!
しかしながら、ここで疑問を抱くのがどこの水道業者に依頼すればいいか?!ということではないでしょうか?
数ある水道業者から一つの水道業者を選ばなければいけません。ではどのように水道業者を選択すればよいのかいくつかの選択する時のポイントを押さえておきましょう。
<対応エリア内であるかどうか>
水道業者によっては対応出来るエリアとそうでないエリアがあります。テレビCMで見かける大手水道工事業者のような全国展開をしているところであれば、特に対応エリアを気にすることはないかもしれませんが、タウンページや町のフリーペーパーなどに掲載されている町の水道工事店や地域密着型の水道業者の場合は、対応エリア内であるかどうかの確認が必要になります。
<依頼前の事前見積りがあるかどうか>
業者へ依頼後、作業員が訪問し料金提示をせずに作業を開始し同意せずに完了まで行い最終的に高額請求を吹っ掛けられるといった悪質な対応をする業者も一部あるとのことです。
修理するにあたってどのような作業が必要で、料金がかかるのかを明確に説明・提示出来ない業者は依頼するのを控えた方がよいでしょう。
後々金銭トラブルにならない為にも、必ず事前に見積もり金額を提示してもらい、納得してからの依頼をするようにしましょう。
<電話での料金提示を完全に拒否するところは要注意!>
先に結論から述べると正直なところ電話にて適正価格を提示するのは非常に困難です。なぜならば、第一に現場の状況が把握出来ずにどのような作業が適切かを完璧に伝えることは極めて難しいからです。
第二にお客様から電話越しで説明された内容と実際に現場で症状を拝見した時の状態が不一致していることが多いためです。
第三に万が一現在使用してる商品や部品の型番を電話越しで伝えられても、現在もその商品が手に入るという保証は100%あるわけでなく、代替品で対応かのうか否かも含めて考える必要があるからです。
しかしながら、これら上記のことを踏まえたとしても真向から電話では料金は伝えられない。と完全に電話での料金提示を拒否する業者は依頼するのを控えた方がよいでしょう。
なぜならプロの水道業者であるならば少なからず数々の修理経験があるため、対応可能のものであればおおよその修理・作業内容のイメージ出来るので、概算で料金提示や作業内容の説明が電話でも可能だからです。仮に電話対応者が対応不可であっても詳しい作業担当スタッフから連絡を頂けるなどの柔軟な対応が出来るはずなのです。
どんな状況であれば電話では教えない姿勢を取られるような場合は、別の業者へ切り替えましょう。
<メール対応は便利だが良し悪しがあるので注意!>
ご自身でひとまず応急処置が出来れば、突発的に水道業者へ依頼しなくてもよくなるかもしれません。しかしながら、いつまでの放置しておくわけにもいかず最終的にはプロの水道業者に修理をしないといけません。
時間に少し余裕が出来れば水道業者へ問い合わせるのも電話ではなくホームページからのメールフォームによる問い合わせを利用する選択肢も増えることだと思います。
ただ、緊急対応が必要であるのにも関わらず、メールでの問い合わせや依頼の場合、迅速な対応が期待出来ない場合があるので注意が必要です。
例えば、業者側で問い合わせメールの確認がすぐに出来なかった場合、数時間後や最悪の場合、翌日や数日後にメールまたは電話での返答になることがあるのです。緊急事態にも関わらずしばらく放置状態にされると心も落ち着かないですよね。
そのため、今回のような緊急を要するトラブルの場合は、極力、問い合わせメールでの依頼ではなく、直接業者へ電話をするのがベストです。電話であれば、直接オペレーターまたは作業担当員へ状況説明することが出来、来てもらえるおおよその時間の確認も出来るためです。
問い合わせメールによる問い合わせや依頼の場合は、緊急を必要としない内容時に利用するのがよいでしょう。
<コロナウイルス対策は行っているか?>
2020年はコロナウイルスが大流行し緊急事態宣言が各地で発令されるなど、コロナウイルス感染防止対策が重要化していることから、多くの企業ではマスク着用・除菌・ソーシャルディスタンスなど様々なコロナ対策を実施しています。
実は、水道工事会社で例外ではありません。近年、水道工事会社でもコロナウイルス対策を取り入れている会社が増えているのです。多くの企業が取り入れている主な取り組みは、従業員(作業員)のマスク着用、訪問前(訪問時)アルコール除菌による消毒、お客様との一定の距離を保つ、長居しない、などです。
まとめ
ご自身では対応しきれない急な水回りのトラブルは出来る限り早い段階でプロの水道工事会社へ修理の依頼をする方が賢明であることはお伝えした通りですが、同時に水道工事会社の選び方も表示された価格や内容だけで飛びつくのではなく、しっかりと対応してもらえるかどうかをご自身なりに判断した上で、決めるのが適切であると言えます。
私たち、水回りの修理屋さんは急な水道トラブルも最短当日対応可能です。また、コロナウイルス対策も取り入れていますので、安心してご依頼・お問い合わせ頂けます。
水回りでお困りの際は、地域密着型の水回りの修理屋さんにお任せ下さい!
一覧へ戻る