2019年01月28日高齢者による家庭の浴槽での溺死事故が深刻化!今から出来ることと見直しで安心・安全なバスタイムへ!
昨年、消費者庁は一般家庭のお風呂における浴槽溺死事故が年々増加傾向にあり、深刻化しているとの呼びかけをしている。
消費者庁の「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!」記事によると、平成27年では溺死者数が4,804人であり、その内高齢者(65歳以上)は9割を占めているとのこと。
特に冬場は住宅内にいても暖房機器を使用している住居スペースとそうでないスペース(例えば、トイレ、ベランダ、廊下・階段、お風呂など)では温度の高低差が激しくなるため、ヒートショックなどの身体的トラブルに十分に注意が必要です。
ヒートショックって何?
ヒートショックは簡単に言うと住宅内で温度差急激に変化する場所で起こる身体的ショック症状です。正常な身体の方でも起こりうることはありますが、特に65歳以上の高齢者で且つ高血圧・糖尿病などの持病をお持ちの方であればヒートショックのリスクは高くなり、心筋梗塞や脳梗塞、さらには脳出血など致命的な身体異常を引き起こしやすくなります。また、これらの重度身体異常以外にも血圧の低下によるめまい・ふらつきや意識が遠のきその場で倒れてしまう、浴室内であれば溺死してしまう場合も考えられます。
ヒートショックになりやすい人の例として以下のような項目が挙げられます。
- 65歳以上の高齢者層 持病をお持ちの方
高血圧、糖尿病など - 以下の病気を発症した経験がある方
心筋梗塞、脳梗塞、脳出血など - 日常的に以下の習慣をしている方
処方箋や薬を飲んだ後、すぐに入浴する
浴室暖房などが設置されていない環境での一番風呂
暴食暴飲後すぐ入浴する
熱いお湯で長時間入浴する
自分はまだ65歳以上ではないから他人事・・・とは言い切れません。ヒートショックは誰にでも起こりうることですので、日頃から注意を払っておくことがオススメ。
ではヒートショックにはどのような対策が必要なのか?
1.居住空間の温暖差を極力作らない空間にする。
これは今から出来ることと、長い将来を見据えて作り上げることとで大きく方法が変わってきます。
まず、今から出来ることとしては以下のような対策が考えられます。
- 居間空間で使用される冷暖房機器を廊下を通じてお風呂、トイレまで空調が行き渡るように工夫する。この場合、お風呂やトイレのドアは開けておく。
- 入浴する前に脱衣所に冷暖房機器を設置し、予め脱衣所と浴室の温度を一定に設定しておく。
続いて長い将来を見据えて作り上げることとしては以下のような対策が考えられます。
- 浴室内に浴室暖房乾燥機を新たに設置する。
- 浴室やトイレ回りに断熱材施工をする。
- 家全体を断熱材施工し、室内の温度を外に逃さないようにし、尚且つ外気を室内に取り込まないようにする。それにより家全体が一定の温度で保てるようになる。
- この工夫は寒い地域や国では一般的に採用されています。例えば、冬の季節、寒さが厳しいカナダでは氷点下を下回ることも珍しくなく、厳しい冬を過ごすことになります。そのため、一部の居住間だけを暖かくするのではなく、家全体が暖かい環境を保てるよう断熱材施工や家全体用の暖房設備が整えられています。
いずれの方法もご自身の命を守る対策となるため、計画・準備そして実行に移すことが肝心です!
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